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●ポリオ(急性灰白髄炎)
●ジフテリア
●百日せき
●破傷風
●麻しん(はしか)
●風しん(三日ばしか)
●日本脳炎

●結核

●インフルエンザ
●おたふくかぜ
●水痘(みずぼうそう)
●A型肝炎
●B型肝炎
●肺炎球菌感染症

●ヒブ(b型インフルエンザ菌)

●子宮頸がん

都民のみなさまへ

    予防接種のお話

        予防接種とは? 

―東京都医師会HP―

 

− 予防接種で防ぐ病気 −

 

 ●ポリオ(急性灰白髄炎)
 

「小児マヒ」と呼ばれ、40年ほど前までは流行を繰り返していましたが、予防接種によって、現在では自然感染は報告されなくなりました。

しかし、インドやアフリカなどでは流行がありますので、日本に入ってくる可能性は残っており、引き続き予防接種は必要です。

便中に排泄されたウイルスによってヒトからヒトに感染します。ほとんどの場合、症状は出ず、免疫が得られますが、症状が出る場合はウイルスが脳・脊髄へ感染し麻痺を起こすことがあります。

感染すると100人中5〜10人は、発熱、頭痛、嘔吐が現れ麻痺が出現することがあり一部の人にはその麻痺が永久に残ります。呼吸困難で死亡することもあります。

≪ポリオワクチン・四種混合ワクチン


 ●ジフテリア
 

予防接種の効果で患者発生は現在では年間1〜2名程度です。

感染しても10%程の人に症状が出るだけで、残りの人は保菌者となってその人を通じて感染することがあります。

高熱、のどの痛み、犬の吠えるようなせき、嘔吐などの症状があり、発病2〜3週間後には菌の毒素により心筋障害や神経麻痺を起こすことがあり、また偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死する場合があります。

≪四種混合ワクチン・三種混合ワクチン・二種混合ワクチン


 ●百日せき
 

予防接種がはじまってから患者数は減少していますが、予防接種率が低下した際に患者が多数出て100人を越す死者を出したことがあります。

このようなことをくり返さないためにも予防接種を受けておきましょう。

普通の風邪のような症状ではじまり、熱は出ませんが、顔を真っ赤にして連続してせき込むようになります。息を吸い込むとき笛を吹くような音がしたり、せきで呼吸ができないため唇が青くなったり、けいれんが起こることもあります。脳炎や脳症などの重い合併症を起こします。乳児では死亡することもあります。

≪四種混合ワクチン・三種混合ワクチン


 ●破傷風
 

菌はあらゆる場所の土の中にひそんでおり、傷口から感染します。感染の機会は常にあり、予防接種で防ぐしかありません。お母さんが抵抗力を持っていれば出産した場合の新生児の感染は防げるといわれていますので、ぜひ予防接種を受けておきましょう。

菌が体内に入って増殖すると、その毒素は神経麻痺、筋肉の激しいけいれんなどを起こしますので、口が開かなくなったり、呼吸困難を起こしたりします。死亡率が高い恐ろしい病気です。

≪四種混合ワクチン・三種混合ワクチン・二種混合ワクチン

 

 ●麻しん(はしか)
 

予防接種が徹底されている国では流行は見られませんが、予防接種以外に防ぐ方法はない重い病気で、空気感染します。1歳前後から患者が多くなっていますので、1歳になったらすぐに予防接種を受けましょう。

発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹が主な症状です。高い熱が3〜4日でおさまりかけてまた起こり発疹が出てきます。高熱は3〜4日で下がり、発疹も次第に消失しますが、しばらく痕が残ります。気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎を合併することもあります。麻しんにかかった人の1000人に1人は死亡しており、現在でも年間約50人が命を落としています。

≪麻しんワクチン・MR(麻しん風しん混合)ワクチン≫

 

 ●風しん(三日ばしか)
 

ヒトからヒトに感染します。予防接種以外に防ぐ方法はありません。2〜3歳になると患者が急に増えます。大人になってかかると重症になります。妊婦が妊娠初期にかかると心臓病や白内障、聴力障害などをもった児が生まれる可能性が高くなるため、妊娠前の予防接種が大切です。

2〜3週間の潜伏期間があり、軽い風邪の症状ではじまり、発疹、発熱、リンパ節の腫れ等が主な症状です。

≪風しんワクチン・MR(麻しん風しん混合)ワクチン≫

 

 ●日本脳炎
 

ウイルスはブタに存在し、そのブタを刺した蚊に刺されることで、感染します。毎年夏場には8割以上のブタが感染しているという報告があり、近年では予防接種を受けていない高齢者を中心に患者が発生しています。

感染すると7〜10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。脳炎発症は感染者のうち1000人〜5000人に1人の割合で、夏風邪のような症状で終わる人もあります。しかし脳炎にかかった際の死亡率は約15%あり、神経の後遺症が残る人は約50%ですので、予防接種は必ず受けておきましょう。

≪日本脳炎ワクチン≫


 ●結核
 

現在でも年間3万人以上の人が発病し、2000人以上の死亡者があるわが国最大の感染症です。発病者の4割は高齢者ですが、乳幼児もかかりやすく重い後遺症を残すこともあります。

菌と抵抗力のバランスで発病するため、感染して数年たって免疫力が衰えたとき(老齢、病気、手術など)発病する場合もあります。

≪BCG≫

 

 ●インフルエンザ
 

伝染力は非常に強く、症状も重く、ときに大流行が起こります。インフルエンザにかかると、肺炎・気管支炎のほか、脳症・ライ症候群・心筋炎・中耳炎などの合併症をおこし重症化する場合があります。予防接種によって重症化を防ぐことが期待できます。


2003年には重症急性呼吸器症候群(SARS)の存在が明らかになりましたが、その初期症状はインフルエンザによく似ており鑑別が困難です。臨床的混乱を少しでも避けるためにも予防接種などによるインフルエンザ対策は重要です。

≪インフルエンザワクチン≫

 

 ●おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
 

発熱と耳下腺の腫れを特徴とする病気です。ウイルスが全身の臓器や神経組織を侵して無菌性髄膜炎・脳炎・難聴・睾丸炎等の合併症を起こすため軽視できません。


感染して症状が出ていなくてもウイルスを排出している場合があり、そのような人に接触した場合にも感染する可能性があります。2〜3週間ほどの潜伏期の後、耳下腺の腫れと痛みが急激に現れます。その持続は3〜7日、長い時には約10日に及びます。

≪おたふくかぜワクチン≫


 ●水痘(みずぼうそう)
 

伝染力の強い病気です。5歳までに8割の子どもがかかるといわれています。特に基礎疾患があって、薬の影響で免疫状態の悪い小児がかかると重篤になりやすく症状によっては大変危険です。妊婦がかかると妊娠初期では流産したり、後期では新生児が死亡することもあります。


発疹、発熱が主な症状で、発疹は症状がでてから数日内に250〜500個以上に達します。水疱を引っかくなどしてあらたに細菌が感染すると痕が残ることがあります。発熱は通常38℃前後の熱が2〜3日続きます。

≪みずぼうそうワクチン≫

 

 ●A型肝炎
 

汚染された水や食べ物によって感染します。わが国では生活環境の整備により感染機会は減少していますが、結果として若年層では免疫がほとんどみられなくなっています。小児では症状が出ない場合が多いですが、成人ではほとんどが発症します。

海外渡航者(16歳以上)は予防接種を済ませておきましょう。38℃以上の発熱・全身倦怠感・下痢・黄疸が現れ治癒するまでに1〜2ヶ月ほどかかります。まれに劇症肝炎を起こすことがあります。

≪A型肝炎ワクチン≫


 ●B型肝炎
 

血液を介して感染します。発病せずにウイルスを持つ人をキャリアと呼び、将来、慢性肝炎・肝硬変・肝癌になる可能性が高く、キャリアのお母さんから生まれた子供はキャリアになる率が高くなります。

成人が感染を受けると約3割の人は急性肝炎として発病します。ほとんどの人は回復しますが、約2%は劇症肝炎となり、そのうち半数以上は死亡します。

≪B型肝炎ワクチン≫


 ●肺炎球菌感染症
 

肺炎球菌は、肺炎・髄膜炎・敗血症・気管支炎などの原因となります。高齢者や慢性呼吸器疾患を有する人では、病状も重くなりやすく、また抗生物質が効きにくい菌が増えているため治療が困難になってきていますので、予防接種による予防が大切になってきています。

高齢者、2歳以上の呼吸器や心臓に病気のある人、糖尿病の人、脾臓をとってしまった人などが予防接種の対象となります。

≪高齢者肺炎球菌ワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン≫

 

 ●ヒブ(b型インフルエンザ菌)
 

「ヒブ」はありふれた細菌で、冬に流行するインフルエンザ(流行性感冒)の原因である「インフルエンザウイルス」とは全く別のものです。

鼻の奥や気道に保菌している人もいるため、咳やくしゃみなどによる飛沫によっても感染します。ヒブは保菌しているだけでは問題はありませんが、こどもの抵抗力が落ちた時などに、喉頭蓋炎、肺炎、敗血症、髄膜炎などを発症し、命に関わることや深刻な後遺症が残ることも少なくありません。

ヒブが原因として報告された細菌性髄膜炎の患者報告は、0歳後半に多く、そのピークは生後8か月です。6歳以上の発病は極めて稀であるといわれています。

≪ヒブワクチン≫

 

 ●子宮頸がん
 

子宮頸がんは特別な人がなる病気ではなく、女性なら誰でもかかる可能性のある病気です。初期にはほとんど症状がない病気で、進行すると、子宮摘出だけでなく、命に関わることもあります。

子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で、すべての女性の約80%が一生に一度は感染しています。

そのウイルスには100種類以上のタイプが存在し、このうちの約15種類が発がん性HPVと呼ばれています。

子宮頸がん予防ワクチンは、半年の間に3回の接種で、HPVの感染を防ぎ、発がん性HPVの感染から長期にわたって体を守ることができます。

≪子宮頸がんワクチン≫

 

− 予診票送付時期(足立区)および法廷年齢 −

 

予防接種名
通知時期
法廷年齢
実施場所
ヒブ

2か月に至る月

(ヒブ・肺炎球菌同封)

2か月から

5歳に

至るまで

23区内

指定医療機関

小児用肺炎球菌
三種混合
平成24年8月生まれから四種混合に移行。7月生まれ以前の方は申請により不足分の予診票を発行

3か月から

7歳6か月に

至るまで

23区内

指定医療機関

ポリオ
四種混合
3か月に至る月

3か月から

7歳6か月に

至るまで

23区内

指定医療機関

BCG

乳児(3・4か月児)

健診の通知に同封

1歳に至るまで

各保健総合

センター

MR1期
1歳に至る月

1歳から

2歳に至るまで

23区内

指定医療機関

MR2期

5歳から7歳未満で

小学校入学前の

1年間

5歳から7歳未満で

小学校入学前の

1年間

23区内

指定医療機関

日本脳炎1期
3歳に至る月

6か月から

7歳6か月に

至るまで

23区内

指定医療機関

日本脳炎2期

9歳に至る月

(勧奨休止中)

9歳から13歳未満

23区内

指定医療機関

二種混合2期
11歳に至る月

11歳から

13歳未満

23区内

指定医療機関

子宮頸がん

中学1年生になる

年度の4月

小学6年生から

高校1年生相当の

女子

23区内

指定医療機関

 

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